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カテゴリー: 転職/辞職

スマートな仕事の辞め方

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キャリアアップを目指すためには、複数の会社や役職を辞することがあります。退職届の提出までは熟考を重ねることでしょうが、円満な退職にはきちんとしたプロセスを踏むことが大切です。まずは退職の理由や今後のプランなど上司が聞いてくると思われる質問への答えを準備します。このように計画を立てていくことによって、不安を取り除き、スムーズに退職を進めることができるでしょう。

退職を検討する時に考慮すべき質問
  1. 何があっても退職する、と決めていますか。退職を告げる前にしっかりと意思を固める必要があります。さもないと、その経過で気まずい思いをすることになるかもしれません。
  2. 現在の会社で見逃している別の仕事の可能性はないでしょうか。現在の役職に不満があったとしても、社内にはあなたに合った別の仕事があるかもしれません。
  3. もし昇進や昇給を提示されたら会社に残りますか。退職ではなく、これらを要求したほうが良い可能性もあります。
  4. 新しい仕事に就けば、経済面、生活環境、キャリア、私生活などの質が向上しますか。もしもこういった面で利益がないのであれば、退職を考え直すのも良いかもしれません。
退職を決意した時

退職する時はきちんとした手順を踏みましょう。退職届を印刷し、しかるべき人に渡します。様々な角度から検討した結果、固い決意を決めたことを伝えます。また、あと何週間今の仕事を続け、退職日はいつになるかも伝えましょう。退職することは周りに言わず、上司が全員に伝えるべきであると判断する時まで、黙っておくことも大切です。

退職理由を伝える

退職理由を告げる際はしっかりとした理由を述べましょう。ネガティブな主張や不平は、まだ勤務が残っているタイミングではなく、退職者面接で伝えます。将来的に前向きな情報源としても使えるよう、円満な退職となるよう努めることが肝心です。あなたの退職によって仕事量が増える上司や同僚は快く思わないかもしれません。

友好的な関係を保つ

退職する会社と友好な関係を保つことは、情報照会される事だけを想定したものではなく、スムーズな退職にも役立ちます。後任者に対する研修など積極的に出来る仕事をすると良いでしょう。また、雇用主に現在の会社で働く機会を与えてくれたことへの感謝の気持ちを伝えましょう。

採用コンサルタントとの関係を保つ

退職届けを提出する前に就職コンサルタントに連絡し、転職の段取りをしてもらいましょう。現在の市場を考慮した上で、退職が正しい決断かどうかを見極めてくれたり、もっと自分に合った高収入の仕事を紹介してくれるかもしれません。