採用面接で良い印象を与える服装
採用面接での服装選びというのは、難しいことですが、非常に重要ことです。フォーマルな格好をすべきでしょうか?それともビジネスカジュアルが適切でしょうか?応募企業に合った適切な服装であることはもちろんですが、最も重要なことは採用担当者に良い印象を与えることです。今回は重要な採用面接でどのような服装を選ぶべきかをご紹介します。
第一印象が重要
あなたは、面接会場に足を踏み入れた瞬間から会社にふさわしい人物かどうかを見られています。面接官に挨拶をする前から、応募職種に適しているかどうかをある程度判断されているのです。統計上、65%のマネージャーが「同程度の応募者がいた場合、面接時の服装を判断の材料にする」と回答しています。
ですから面接の服装を直前に決めるということはやめましょう。面接の数日前に服装を決定しておけば、当日は自信を持って臨めます。服装がしっくりくるかどうかを必ず事前に確認すること。外見に対する自信は、面接での印象に大きな影響を与えます。
どのような業種の企業の面接を受けるか
日本の就活は激化の一途をたどっています。応募企業について深くリサーチをし、企業文化をしっかりと理解することで、面接でどのような服を着ていくべきか見極めましょう。例えば、金融、法律などの業界での役職の場合、フォーマルなビジネスの服装が必須ですが、ITやテクノロジー、マーケティングなどの業界の場合、多くはビジネスカジュアルの方が適切とされます。
フォーマルな環境の場合:
- ツーピースまたはスリーピーススーツ(暗い色が好ましい)
- スーツに合ったネクタイ(蝶ネクタイはNG)
- 黒い靴
- 書類かばん、パソコンケース、小〜中くらいのサイズの財布
- 膝丈スカート
- プレーンな色のブラウス
- 時計、日常使いのアクセサリー(着けすぎに注意!)
カジュアルな環境の場合:
- チノパン
- 明るい色の襟のあるボタン付きシャツ、または暗い色のポロシャツ
- こぎれいなジャケットまたはブレザー
- 履き心地の良いこぎれいな靴(スニーカーはNG)
- 時計、シンプルでこぎれいなアクセサリー(控えめであることが肝心です)
派手な格好で臨むか無難にいくか
ある調査結果によると、面接で高級なデザイナーの服を着ていると面接官が興味をなくすことがあることが分かっており、中にはデザイナーのブランドを着ている人物はノーブランドの服を着ている人物と比べて信頼できないと回答している面接官までいます。そのため、高級ブランドの服を着ていこうと考えている人は、その服装がどんな印象を与えるかをもう一度良く考えるようにしましょう。
さらに、面接に着ていく服装は企業に対して失礼のないようにしましょう。「自分が面接官の一人だったら、この服装の応募者がやってきた時どう思うだろうか?」と一度自分に問いかけてみると良いでしょう。
最後に、どのような服を着るにしても、自分の本当の個性が輝くようなものを選びましょう。結局、面接官は「あなた自身」がその企業に適しているかを判断するわけで、自分をどう見せるかはその仕事に適正があることをアピールする上で重要な要素の1つとなるのです。